「I love you」というメールタイトル。国境を越えたラブストーリーの始まりでしょうか？

前回「トラックバックスパム［１］」の続きです。

「I love you」というメールタイトルに怪しげな雰囲気を感じながらも、ちょっとドキドキしてしまった私は早速メールを読んでみることにしました。

「ラブレターだったらどうしよう…。」

マウスにかざした右手は、そう思いながらもすでにメールを開くためにタイトルをダブルクリック、いやトリプルクリックくらいしていたと思います。

そして、そこに居たのは、

「XXXX」や「XXX」や「XXXX」といった強烈なエロチックワードを含んだ一文と、
そして恐らくそのエロチックワールドが展開しているであろう入口、すなわちそのサイトＵＲＬのみが…。

脳裏の片隅にその手はあったものの、だいたい最初のコンタクトで「I love you」なんて書いてくることに対して不信感満載にならないといけないのですがね。頭の中に「チーン…。合掌。」という音が鳴り響いたかどうかは定かではないですが、これがスパム受信第１号となったメールでした。

それから、毎日ではないものの不定期的にその類らしきメールが一回の受信で最大３０件くらいやってきていました。今ではもう来なくなっているのですが…。可能性としては、サイトの登録時に入力したメルアドがなんらかのルートで流れていったものが考えられます。

それから、このマイバブルタイプやその他のサイトでも、アクセスアップを図ろうといくつかの国内マイナー検索エンジンに登録してみたのですが、やはりそれからというもの、覚えのない怪しげなメールが来るようになっています。それがどのサイトに登録してからなのかはよくわからないですが。

確かなのは、登録の際にメルアドを入力した後からスパムがやってきていることです。
＊メルアドをそのままダイレクトにＨＴＭＬに貼り付けている場合もスパムのターゲットになることがあります。対策としては、メールフォームを用意するか、表示するアドレスに手を加えておくこと（＊１）です。

【（＊１）の例】
abcdefg[ Ｍ ]harakiri-style.com　メール送信の際は[ Ｍ ]を半角の@に変えて下さい。

スパムというものは、受信側の都合など一切関係なく送られてくるものですが、メールスパムの場合はメルアドの公開や送信に慎重になれば多少は防ぐことが可能ですね。

ここでトラックバックスパムはメールスパムとはまた違ったものであるということが判ってきます。

1つは、トラックバックＵＲＬはオープンにさらけ出してこそ、その存在・利用価値が伴うものということ。
よって、簡単にスパムのターゲットにもなりやすいのです。

もう1つは、メールスパムはあなた自身（あなたのＰＣ環境）にほぼ無差別にやってくるもので、本来ならトラックバックスパムも無差別的なものが指されるべきだと思うのですが、このところトラックバックスパムと非難されているものの多くのケースは、ある程度テーマが絞られていて、あなた、あるいは私の記事単体にやってくるので、削除に値するのか否かの判断が難しいことです

次回「トラックバックスパム［３］」に続く。

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