ITmediaにリンクシェア花崎氏による最近のアフィリエイトと検索エンジン事情についての記事が出てます。

内容は先日のセミナー（福岡）であったものと同じやつで、「アフィリエイトリンク集サイトが報酬額を減らした一方、コンテンツ重視のサイトが報酬を大きく伸ばしているという」ということについて。

アフィリエイトサイトに変化が起きている。SEO（検索エンジン最適化）で検索上位を占めていた“アフィリエイトリンク集”サイトが、軒並み検索順位を下げて報酬額を減らした一方、コンテンツ重視のサイトが報酬を大きく伸ばしているという。リンクシェアの花崎茂晴社長が4月17日に語った。

問題は、どこからどこまでが「アフィリエイトリンク集」でどこからどこまでが「コンテンツ重視サイト」なのかというところだと思います。

「どこから」という点についてはだいたい想像がつくかと思うのですが、「どこまで」という点についてはハッキリとはわからない感じです。相手がGoogleやYahoo!なもので、それがハッキリとわかったらそれはそれで大変なことですが…。

人間が判断する「コンテンツ重視」ならばわかりやすいのですが、機械が判断するそれだからとても厄介です（いや、それだからこそやりやすいかも…？）。

例えば、同じ「リンク集」でも「５０音順のアイドルＤＶＤ一覧」と「生年月日ごとのアイドルＤＶＤ一覧」とあったとしたら、後者の方がどちらかといえばコンテンツとして考えられたものだと思いますが、その判定はいかなるものなのか…。
もちろん、そこには重要な被リンクがどのくらい集まってるかってのも大きな差となります。

では、オリジナルレビューをすべてのページに書きさえすればいい！ってことでもないとは思います。

検索エンジンが判定する際に「コンテンツ重視」＝「オリジナルレビュー」が絶対的となるわけではないでしょうし、そうなってしまったらあらゆるEコマースは検索エンジンという土壌を頼る事ができなくなるかと（極端には）。
とはいえ、「オリジナルレビュー」⇒「コンテンツ重視」であるというのは内容はともかく成り立つと思います。

悩ましい。

悩ましいのは、これら多くが「推測」であることもそうですが、自分自身がやってることが、「私たちアフィリエイターにとってのネガティブな地殻変動の影響を受けてる」と結びつけれない部分も多々あるからです（薄いサイトが大きな成果を出してることもあるから）。

ややこしい問題ですが、激落ちの理由は「アフィリエイトリンクそのものがあるから」ということではなく、私も含め「これまでの多くのアフィリエイターのやり方が適切でなかっただけ」ということを願いつつ、作業することにします。