ブログというのは定期的な更新がものをいうことはある程度実感されてると思います。

しかし、あまりにも更新頻度が多くなりすぎて、それを維持しなければという思いが逆に負担になったりもすると思います。

・今週末は旅行にでかけるのだが、ブログの更新ができないのが心配だ。
・明日から数日間出張だが、ブログの更新ができないので余計に胃が痛い。
・たまにはブログ更新を休んでみたいが、それだけで訪問者が激減するんではないか？
・仕事中にブログの更新ができないのだが、できれば日中にも記事を更新したい。

などなど…。

さらにこんな事態になったら最悪です。

・勤務中にブログに熱中しすぎて上司に注意され立場が危うくなりました。
・ブログの更新のために妻の出産に立ち会えませんでした。
・「おかあさんはまいにちぶろぐばかりしているので、ごはんをつくってくれません。」〜娘より
・「おとおさんはまいにちぶろぐがいそがしいから、なかなかあそんでくれません。」〜息子より

そんなことはないでしょうが…。

そんな悩み（？）もMovable Typeの予約投稿機能を利用すればほとんど解決してしまうかもしれません。
ただし、サーバの環境でcronという機能の利用が許可されていないと使えません。
【関連記事】
「予約投稿の利点」　「続・予約投稿の利点：サーバー編 」
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☆さくらインターネット☆

それではcronが利用できる「さくらのレンタルサーバ」でのその設定方法例をご紹介します。
＊Movable Type3.1以上を使ったブログ、さくらのレンタルサーバ・スタンダードプランの場合

1.まず、さくらインターネットサーバ コントロールパネルを開きます。

2.左側のメニュー「サーバ設定と状態確認」から「CRON設定ファイルの編集」を開きます。
＊そのページ冒頭に「知識のある方以外は、触らないで下さい。」とありますように、以降は自己責任にてお願いします。

3.「新規項目の追加」を開き、設定の編集を行います。

4.「実行するコマンド」欄に、
cd /home/ユーザ名/www/MTインストール先ディレクトリ/; ./tools/run-periodic-tasks
と入力します。
例：cd /home/abc/www/MT/; ./tools/run-periodic-tasks

5.「実行させる日時」月・日・時すべて*と入れます。

6.「実行させる日時」分に0,30と入れて、実行させる時間を設定します。
＊サーバの負担を考えてこれ以上の細かい指定はしないようにしましょう。
例：9：00、9：30、10：00、10：30…といった間隔で実行されます。

7.曜日とコメントは空欄でＯＫです。

8.「送信する」で設定完了です。

9.FTPでMovable Typeをインストールした場所にアクセスし、toolsディレクトリ内の run-periodic-tasks のパーミッションを755に設定します。
＊FFFTPの場合：ファイルを選択→「コマンド」メニューの属性変更→「現在の属性」部分。

10.Movable Typeで記事を書き、「投稿の状態」を「指定日」にし、「作成日時」に時間を入力して保存します。

【注意点１】
cronの設定上、作成日時を指定していても実行される（更新される）時間にはズレがあります。
例えば、更新時間を2004-12-31 09:15:00にしていても、毎時0分と30分にcronが働くので実際には2004-12-31 09:30:00ごろに更新されることになります。

【注意点２】
この場合、自動でPINGによる更新通知はされません（人気ブログランキングなど）！PING送信が必要な場合は手動で行わないといけません。該当の記事の「投稿の状態」を一度「下書き」にして保存し、「公開」にして再保存するとPING送信が行われました。また、カテゴリー別インデックスに反映させる場合もカテゴリアーカイブの再構築が必要なようです。

それでは、一度トライしてみて下さい。

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