それでは今回は実際に動いているソーシャルブックマークをご紹介しつつ、その有用性を探ってみたいと思います。

それでは、前回のソーシャルブックマークを利用しよう[１]の続きです。

これからご紹介するソーシャルブックマークは「webshotsブックマーク」です。

ソーシャルブックマークを簡単に言うと、インターネット上でブックマークの共有ができるものです。

自分のお気に入りをそのソーシャルブックマークに登録するわけですが、その際にtagという登録ページのキーワードを追加設定することで、他のブックマーク情報とつながりをもつことができるのです。

例えば、あるページをブックマークする際に「アフィリエイト」という単語をキーワードにしたとします。そうすると、次のような方法でそれらのウェブページ、すなわち複数の人たちの複数のお気に入りページを見ることができます。

「webshotsブックマーク」では、

1：新着登録サイト順に見ることができる。

2：アフィリエイトという「tag」が指定された全てのブックマークを見ることができる。
⇒例えば、アフィリエイトが「tag」キーワードの場合はこんな感じ。

3：「あなた」が登録した全てのブックマークを見ることができる。
⇒例えば、これが私のブックマークページです。

4：あるページについて、何人のユーザーが登録しているか知ることができる。
5：ブックマークされたページが画像で表示されるので、見た目で訪問サイトを選ぶことができる。
6：個人、あるいは全ての新着ブックマーク情報をＲＳＳ配信しているので、ＲＳＳリーダー等で確認できる。
7：個人、あるいは全ての新着ブックマーク情報をブログパーツの一部としてブログに貼り付けることができる。

さあ、どうでしょう？ソーシャルブックマークにて、ブックマークされた数が多いほど、その検索結果や「tag」で分類されたカテゴリ別ページでより上位に表示されるようになったら？

ブックマークされている数＝信頼できる情報・ためになる情報というものが成り立つのならば、ソーシャルブックマークから吐き出される情報は、現在の検索エンジンの機械的な判断に比べて、より人間チックな情報検索システムになる可能性を秘めているといってもいいかなと思います。

国内ではまだ「生まれたて」といってもいいソーシャルブックマークですが、今後さらに注目していきたいと思います。ソーシャルブックマークについての意見や考えなどありましたらぜひどうぞ。

また、大手検索エンジンがこの考えを組み込むことができれば、それこそ利用価値もグンと上がるでしょうし、その情報の信頼度も上がるだろうと思っています。

人に知られたくないような秘密のブックマークは従来通りブラウザに、そうでもないブックマークは積極的にソーシャルブックマークにも！

その他の国内のソーシャルブックマークサービス
・はてなブックマーク
・LiVEMARK

では、最終回（とりあえず）、ソーシャルブックマークを利用しよう［３］へ！

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