nofollowの導入によりブログの価値が下がる？下がらない？

前回の続きです。

それではnofollow属性がブログのトラックバックやコメントスペースのＵＲＬに適応されて悲しい点ってどんなものが予測されるでしょうか。

まずは前回にも述べたトラックバックセンターの崩壊です。トラックバックセンターを価値あるものとして存続するためには、運営者は別の策を考えなければならないかもしれませんね。

機械的ではなく、より人間的な。

そして、トラックバックを送信するブロガーが「何を思って」送信するのかは確定できるものではないですが、一方的な非リンク獲得による検索順位アップが一切見込めなくなることですね。よくよく考えるとこれは、検索エンジンがより良いものになって欲しい考えがあるのならば、元々望むべきことではなかったと気付かされます。

夢中になっていた数ヶ月前を思い起こすとアホのようです。。
本来の信念や理想は目の前の欲望に簡単に押しのけられるんだなと実感しました。ちょっと反省。

今回の対処の話が広がり、また多くのブログサービス業者が取り入れるたことにより、トラックバック送受信数が軒並み下がらないことを願うのみです。でも、スパムや意味のわからないトラックバックは減るといいです。

余計な心配かもしれませんが、これにより「検索エンジンに影響ないならトラックバックめんどくせーからやめちまえー」というようにならなければいいですけど。

しかし、トラックバック考案者であるMovable Typeの「Six Apart」がnofollowの件についてGoogleの要求を認めたということが、私にとってトラックバックというものがどうあるべきかを再確認させてくれることになったので良かったです。

国内ではnofollowの導入をまずはシーサーブログが受け入れて、はてなダイアリーが見送りました。
今後、これらが何かブログ界に影響をもたらすことになるのでしょうか…？

【関連・情報元のニュース記事】
・Seesaaブログ、トラックバックやコメントURLにnofollow属性を挿入
・はてな、はてなダイアリーのnofollow属性実装を見送り

ブログランキング情報と更新速報は、人気ブログランキングで！