誰かからあなたの記事にトラックバックがきたらあなたはどうしますか？放置？削除？
それともトラックバック返し？

今回はちょっと寄り道をして、「トラックバック返し」というものの前に、「トラックバックに対するお礼コメントの是非」も考えてみたいと思います。

それに続き、本題のトラックバック返しについて書きます。

最初に、トラックバック返しというものは「トラックバックありがとうございます！」といったものをコメントすることではないです。トラックバックしてきた相手の記事のコメント欄にそのように書くことは全く必要ありません。どうせなら、その記事に対する感想や意見を書いた方がオーナーは嬉しいと思います。掲示板での「僕の掲示板にご訪問ありがとうございます！また来ますね！」といったようなことは、トラックバックのやりとりではあまり適していないようです。

極端な例えをすると、

ロベルトさんのキャベツ畑にオズワルドさんが自分のブランドのレタスの種を一つ勝手に植えました。ロベルトさんはわざわざオズワルドさんの住所を調べて「私の畑に君のブランドのレタスを植えてくれてありがとう。」という手紙を渡しにいきました。
オズワルドさんは自分のブランドのレタスを他人の土を使って植えて存在をアピールしようとしただけなのに、ロベルトさんはなぜかお礼だけを言いました。自分のキャベツのタネを植え返せばいいのに。
ロベルトさんの畑で世に広がったオズワルドブランドレタスは、あくまでもオズワルドさんの作品であり、ロベルトさんの作品ではないのです。。（これは例えです。あまり深く考えないで。。）

そんなくだらなくてわかりにくい例えは土に埋めて、本題に戻ります。
ここでは前回の「トラックバックの王道の例」を例にしてみます。

【1】先の記事例をとって、（以下の記事のブログ名を仮に「グルメ日記」とします。）

今日は渋谷の○○というケーキ屋さんでブルーベリータルトを買いました。とてもおいしかったのでみなさんも機会があったら一度お試しください！でも、ダイエット中だから控えないと・・・。

その記事に対して・・・、

【2】このような記事をトラックバックしました。

「グルメ日記」でもふれてあった、渋谷の○○というケーキ屋さんのブルーベリータルト。確かにおいしいんです。私も先週買ってみてたのですが、値段は1ホールで1,200円。しかし！実は毎週水曜日は980円になっているんですよ！買うなら水曜日がおトクですね〜。

そこで【1】は【2】からトラックバックがはられたので、【2】の記事に【1】をトラックバックしました。これがトラックバック返しです。（あ、これは悪いことではないです。）
ウェブサイトは検索結果の上位に出やすくなる一つの条件として、他の多くのサイトからリンクされるというものがあります。結果的に【2】は【1】からリンクされた（いや正確には強制的にリンクさせた）ことになるので、上位になる条件が少しプラスされてるのです。「それならば！」ということで、【1】は【2】にトラックバック返し（＝相手ページからリンクさせる）したのです。これはよくあることです。

が、しかし、そこでちょっとした矛盾が生れるのです。前回の記事でトラックバックの際には相手の記事内容を参照する（話題に触れる）とありました。
それならトラックバックを返す際に、自分の記事にわざわざ相手記事内容を書き足さないといけないのか？と考えてしまいました。はっきり言って、そんなことはやってられないですね？もし自分の記事に大量のトラックバックが来て、トラックバック返しするのにそれぞれの内容をプラスするといったことが普通になれば、ブログというもの自体の価値が下がってしまいかねないです。

だからといって、トラックバックを返さないのは特にサーチエンジン上位を狙う人にとって損以外のなにものでもないですよね。トラックバック返しをする際はそのままトラックバックしても良いのではと思います。
ごくまれに「トラックバック返しはご遠慮ください」とか「トラックバック返しは必要ありません」と記載しているブログがありますが、これはどうかと思いますね。そんなところからトラックバックがきたら・・・、削除するかもしれないですね。。

しかし、ここでまた一つ論点が浮かんでくるのです。これまでの記述を部分的に覆すようなものです。

次回は「トラックバック元の記事を見ると、自分の記事にリンクしてあった！」