これまで「一般」と区分けされてきた方々が、実はとても大きなコンテンツホルダーだったということがブログを布石として明らかになり、現在ではあらゆる素晴らしいコンテンツがネット上を駆け巡るようになりました。

人気サイトや稼げるサイトの最大の原動力はコンテンツ自身です（これは管理者のパーソナリティと置き換えることもできますね）。コンテンツをどう作っていくかはまた別の機会に…。

コンテンツを光らせるためには重厚なデザインではなく、シンプルなデザインがもっとも適しています。シンプルなデザインといっても、ただベッタリとテキスト・枠・カラー・線と点で構成されただけのものでは味気がありません。

そんな場合はポイントポイントに起伏感をもたせると、デザインがシンプルでも引き締まりのある感じにまとまります。タイトル部分と、まず視点を集めたいいくつかの箇所…例えば、メニュー部分などにアクセントとしてデザインされたイメージを適用するとちょっと良いですね。

デザインをにぎやか過ぎるものにしてしまうと、第一印象としてはとても良いでしょう。「ここにはどんなコンテンツが潜んでいるんだろう！」というような期待感が現れます。

しかし、より深くコンテンツを得ようと訪れているユーザーにはそれはやがてストレスに変化し、短い滞在時間で別れをつげられる恐れもあります。

テレビのバラエティ番組の大掛かりでハデハデなセットは、巧みなカメラワークなどで場面が心地よい感覚で変わりますから、視聴者の視覚的ストレスにはそうつながらないでしょう。でも、ウェブサイトはそうはいきません。１枚のウェブページは大部分が固定されたものですから、ハデハデで重厚なデザインがコンテンツを圧迫してユーザーの閲覧意欲をかき消してしまいかねないのです。もちろん、テレビと違ってウェブから耳に入ってくる情報はほとんどないという大きな違いはありますが…。

同じように、広告もデザインの一部という考え方をするならば、上下左右が広告バナーで固められたようなサイトは最悪です。しかも広告は単体単体がそれぞれ独自のスタイルで主張しようと意気込んでいますから…。

コンテンツがウェブサイトの最大の武器なら、全体のデザインは控えめに、ポイントだけ強調した方がいいですね。
あと、シンプルにまとめることって、実は訪問者だけでなく管理的にも楽な方向につながるんですよ。

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