Ｑ：ブログをはじめたらアフィリエイトしたい、という読者は多いのですが、「アドセンスはブログ向きだが、ブログは本来アフィリエイト向きではない」という考えの方もいらっしゃいます。ブログでアフィリエイトって、ほんとうはどうなんでしょうね？

Ａ：ほんとうはどうなのか？と聞かれてもまだまだハッキリとした答えが出せないのが正直なところです。
ブログというウェブサイトは形式的に非常に人気ですが、まだＲＳＳやＰＩＮＧ送信といったブログの特徴は本格的に発揮されていないからです。例えば、トラックバックを使った企画は数ありますが、果たしてそれを超えるものが出てくるかどうか・・・などです。

その分野を活発にするには、それらをうまく利用した中規模から大規模なサービスが出てこなければならないと思うのですが、残念ながらそれほど存在しません。しかし、Yahoo!ニュースがRSS配信を開始したとしても、Yahoo!ニュースを目にする機会が増え、一般ブロガーがそれらの話題をネタに情報コミュニケーションをとることで情報の幅は広がるでしょうが、アフィリエイターの収益アップにつながると言い切ることはできません。

単純に「ブログでアフィリエイトすると稼げる」と早とちりされることも多いかもしれませんが、私のスタンスですと「ブログは人目につくチャンスがより多いから、アフィリエイトすると稼げるチャンスも多い」というのが基本線です。しかし、まだ可能性の面が大きいことも事実です。

「ブログは本来アフィリエイト向きではない」という言葉はたまに目にします。
それを否定する要素は２つほどあります。

ブログが人気になった理由の一つとして、個人ブロガーから発進される情報は荒削りではあるが、よりリアルだったりするからということがあります。そこから何が生まれるかというと、クチコミ要素です。これをアフィリエイトに重ねますと「数は莫大ではないが確実に売れる」ことにつながりやすいと思います。

例えば、「スープも麺も具もウマイ！」と大々的にテレビＣＭでＰＲしているインスタントラーメンがあるとして、ブログ上でそのラーメンに「あるものを入れるだけで本場香港の有名高級中華飯店の味になる！でも具は入れないで！」という話題が広がれば、おもしろいことになるかもしれません。
＊実はそれはこれのことなんです。

少し前に、青いコーラ「ペプシブルー」というものが話題になり、それを使って青い料理を作り出すという実験や「お通じ」が…ということで盛り上がり、話題性としては高かったものの、おいしい清涼飲料水としてコンビニに並び続けることはできませんでした。楽天市場でペプシブルーで検索しても非常に寒い風が吹き抜けるだけですけど…。

ブログ＝断固たる時系列の日記サイトならば納得できる部分はあります。ここでもう１つの否定要素ですが、ブログだってウェブサイトです。Movable Typeなどを使えばブログ＝時系列の日記サイトというものを崩すことは不可能ではないと思います。

そこに個性的なテーマや斬新なテーマのエッセンスを加えたりして、結構売れると言われているショッピングモール系のアフィリエイトサイトにブログの要素を加えて運営することが可能になります。

ただ、そこまでのサイトを構築できるアフィリエイターばかりではありません。そこでテンプレートが活躍すると思います。リンクシェアでは比較的簡単にアフィリエイトページができるテンプレートを配布されていますが、Movable Typeのシックスアパート社などと提携して、ショッピングモール型アフィリエイトブログテンプレートを配布あるいは販売したり、ついでにレンタルサーバなどにも着手したり、さらについでにレンタルブログサービスとブログポータルも始めてしまうＡＳＰが出てくると注目してしまいますけど…。
コストやセキュリティなどクリアする問題が山積みですから、かなり難しいですね＾＾

「ブログは本来アフィリエイト向きではない」

その「本来」を崩そうとチャレンジすることが私の興味（個人的に）だったり、場合によっては役目（職業的に）だったりするわけで、おおげさに言うつもりはありませんが、何か面白いことができたら良いなと日々思っているだけなのです。

「インターネットでショッピングぅぅぅぅ！！？？ありえねぇぇぇ。」という時代だってあったのですから、ブログでアフィリエイト、ブログでビジネスチャンス、前向きに見つめていきたいですね。

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