最近、これといって大きめのアフィリエイト関連ニュースがないなと思ってたら、それはただの私の取りこぼしだったようです。

ＦＣ２全体でアドセンス広告が一時非表示になるという「ＦＣ２アドパニック２００６梅雨」はひとまず落ち着きを見せましたね。

アドセンスというクリック課金型でコンテンツマッチ配信型の広告は、多くのブロガーやアフィリエイターなどにとってどれほど大事なものかというのを再度実感しました。

このパニックの際に、急遽他の既存の同種広告サービスにチェンジするユーザーの傾向もあったようですが、恐らくアドセンスほどの収入を得る事はできなかったであろうと思います。

私もＡ社のものを試しているものがあるのですが、アドセンス（以下Ｇのサービス）に比べると惨憺たる結果です。なんと成果は３０分の１…。広告の見た目もテキストですからそう変わらないですし、張った位置を変えたわけではないのに、クリック数自体もグンと激減してしまってます。総合的にクリック単価だけの問題ではないのか？そんな気さえしています。

確かに、Ｇという超巨大ネットワークが展開する広告サービスがズシーンとシェアを拡げている世界にリリースするというのは、どんなにガチーンとした広告配信システムが整っていても、広告主と利用者の事情を考えると今の構図を崩すことあるいはシェアを分散させることは非常に厳しいことだろうなと思うのです。

さらにＧのサービス掲載のウェブページには同種の広告を張ってはいけない！というＧのポリシーがあるので尚更厳しいのではないかなと思うのです。
まさか、Ｇのサービスを使うことができなくなったユーザーをターゲットにやってる企業はないでしょうし…。

では、Yahoo!（以下Ｙ）やＭＳＮ（以下Ｍ）が同様のサービスを行ったらどうでしょう？

Ｍはあれですけど、Ｙの場合、それは別格というかＧと勝負できる唯一の存在ではないかと思うのです。

Ｙのサービスの話は以前にもしてきましたが、また現実的になってきているようですよ。
ヤフー、新広告サービスを発表へ〜CNET JAPAN

ＧやＹに比べるとどうかと思いますが、Ｍの方「adCenter」もいつ日本で利用できるかというところなのかなという気もします。

それと、サイバーエージェントも来週半ば（2006.6.7）に同種の広告配信サービス「MicroAd（マイクロアド）」の登録受付を開始するみたいです。

しかし、Ｇがあって、ＹもＭも始めて、それ以外の既存含む同種サービスもある…というのを前提として、広告主はより複数の媒体に出稿するようになるだろうと考えると、少なかれクリック単価は自然と落ちていくのかもしれないなと思います。

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